繰上げ返済
『繰上げ返済』とは、毎月の住宅ローン返済額やボーナス払いとは別に、まとまったお金をローン返済のために支払うことをいいます。住宅ローンの一部、または全額を繰り上げ返済すると、支払ったお金は元金分に充当されるため、その分の利息を支払わなくて済むというメリットがあります。
この繰上げ返済には毎月の返済金額はそのままで、返済期間を短くする『期間短縮型』と、返済期間はそのままで、月々の返済金額を減らす『返済額圧縮型』の2種類があります。一般的に多く利用されるのは期間短縮型で、これは早期完済を目指す人や、将来的な利息を大幅に減らしたい人に向いている繰上げ方法です。一方返済額圧縮型は、実際にローンを組んでみて返済がキツいと感じている人、子どもの養育費や学費などの出費に備えて貯蓄をしたいと言う人などにオススメです。ただし、いずれの繰上げ方法を利用するとしても注意しなくてはいけないことがいくつかあります。まず、繰上げ返済には手数料がかかるということ。その金額は金融機関によっても異なりますが、数万円と思っていたほうがいいでしょう。そしてもうひとつは、繰上げ返済をすることで手元に残る現金は確実に減るということです。ローン返済にばかり気をとられてしまい、むやみやたらに繰り上げ返済をすることで、病気などの急な出費に必要なお金がなくなってしまうということもあるのです。繰り上げ返済をする前に、自分たちの生活状況をもういちど確認して、手元にどれだけのお金を残しておくべきかを把握しておいたほうがよいでしょう。
中古住宅
マンションや一戸建てを中古で購入し、その支払いに住宅ローンを利用する際には、新築で住宅ローンを組むときとは異なる点がいくつかあります。中古住宅の場合、売り手によっても異なりますが、新築住宅よりも引渡しまでの時間が短いのが一般的です。
住宅ローンは申し込みをしてからお金が下りるまでに、1ヶ月程度かかりますので、あらかじめどのような住宅ローンの種類があるのかなど下調べをしておくことが大切です。また、中古住宅の販売には仲介業者が間にはいることがほとんどで、これに伴う手数料が必要になってきます。仲介業者によっても異なりますが、3000万円の中古物件を購入した際に必要な手数料は100万円ほどと思っていれば間違いないでしょう。新築物件の場合この手数料は全く必要ないわけですから、これは大きな出費となるわけです。中古物件の購入に必要な諸費用は10%と考え、このことを踏まえて借り入れ金額を決定したほうがようでしょう。月々の返済額についても、くれぐれも無理のない返済計画を立てましょう。中古物件の場合、新築物件と比べて家のメンテナンスや補修など住み始めてから家にかかるお金が多くなりがちです、家計における住宅ローンの割合がどの程度までな、将来的に必要な補修費用等の貯蓄が可能なのか、しっかりとシュミレーションしておくことが大切です。